今回は、世界最大級の経営コンサルティングファームであるアクセンチュアの年収に関して調査していきたいと思います。
アクセンチュアは、様々な分野・産業に対し戦略、業務、IT、デジタル広告などのあらゆるコンサルティングを提供し、IBMに次ぐ、システムの設計、開発、運用等を手がけるITサービス企業です。世界的なシステムインテグレーション企業のアウトソーシング化の流れに先立ち、近年はアウトソーシングにも注力しています。
アクセンチュアの年収は職種や役職によってかなり幅があります。
今回はアクセンチュアの年収を職種や役職別に調査し、更にアクセンチュアに転職希望の方向けに転職時の年収交渉方法まで紹介していきたいと思います。
目次
1.年代別で見るアクセンチュアの平均年収
アクセンチュアの年収はその人のパフォーマンスに対しての評価によって昇級が変わり、年収も変動の幅が大きいです。
そのため、年代で年収を図るのは難しいのですが、大体の基準として下記に記します。
新卒~20代中盤まで 年収400万~500万
20代中盤 500万~700万
20代中盤~30代前半 700~900万
20代後半~30代前半 900~1,500万
30代前半~30代後半 1,500~2,500万
30代後半~40代 2,500~3,000万
40代~ 5,000万円~
評価され、20代でも実力が認められれば、年収1000万円を超すこともあるそうです。
2.アクセンチュアのITエンジニア(SE)の年収
現在公開中の実際の求人情報を参考に調査してみた結果、アクセンチュアのエンジニアの年収は以下のような結果になりました。
年収1200万円/ITコンサルタント/シニア・マネジャー(40代)
年収1000万円/テクノロジーアーキテクト(30代)
年収770万円/コンサルタント(30代)
年収500万円/エンジニア(SE)(20代)
3.アクセンチュアのマネージャー職の年収
アクセンチュアの役職別年収は下記のようになっており、マネージャー以上であれば年収1000万を達成できます。
コンサルタント 650万円~750万円(推定)
マネジャー 1000万円~1250万円(推定)
シニア・マネジャー 1300万円~1800万円(推定)
マネジング・ディレクター 数千万万円~数億円(推定)
4.アクセンチュアのCEOの年収
2016年版、CEO年収ランキングTOP200の20位にアクセンチュアのCEOであったピエール・ナンテルム(Pierre Nanterme)氏の年収が掲載されています。
アクセンチュア元CEOのピエール・ナンテルム氏の年収は、
1850万ドル(約20億6000万円)となっています。
5.アクセンチュアに転職する際の年収交渉方法
アクセンチュアに転職をしたいと考えている方は、できれば転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントを活用することで、自分ではしづらい年収の交渉も代行して頂けます。
また、転職エージェントの方に年収を交渉してもらう場合は、以下のことに気をつけましょう。
1.自分で希望の年収額と最低年収希望額を決めておく。
稟議にかけられた際に希望年収が高すぎることで不採用になってしまうこともあるため、転職エージェントにどの辺までなら可能な額なのか等を相談しながら決めましょう。
2.年収の交渉は、必ず内定前に済ませるため、早めに転職エージェントに伝えておく。
内定が決まったあとでは、既に年収等はある程度決まってしまっていて、自分から交渉しづらい状況になりかねません。
なるべく早めに転職エージェントの方に年収の交渉をしてほしい旨を伝えておきましょう。
6.アクセンチュアに年収交渉をしてもらえる転職エージェント
アクセンチュアに強い転職エージェントと言えば、アクシスコンサルティングです。
これまでアクセンチュアへの転職成功案件が多数ありますから、年収交渉もどの程度の額なら通るか把握済みです。
現役コンサルタントの転職支援数、No1!【アクシスコンサルティング】
ビズリーチに登録しておけば、アクセンチュアから直接オファーが来ることもあります。
年収の交渉もビズリーチの転職エージェントが行ってくれます。
リークルートエージェントもアクセンチュアからの求人を取り扱っており、年収交渉もリクルートの転職エージェントが行ってくれます。
年収交渉も丁寧に行ってくれるリクルートエージェント
7.アクセンチュアに転職する前に読んでおきたい書籍
外資系コンサルのリサーチ技法―事象を観察し本質を見抜くスキル
アクセンチュアのプロフェッショナルが教えるデータ・アナリティクス実践講座