中学受験ブログ:中学受験の勉強に役立つSwitchゲームソフト3選・中学受験にゲームは悪影響!?

今回は中学受験の勉強に役立つSwitchゲームソフト3選と書籍やお母様方から聞いた話を元に、中学受験にゲームは悪影響なのかを調べていきたいと思います。
ゲームというと、勉強の支障になるとかデメリットの方が多いように感じますよね。
しかし、難関中学校に合格したお子様のお母様たちに話を聞いたところ、デメリットだけではないそうです。
塾でも、一番上のクラスのお子様を持つお母様たちとお話した時に、『お子さんはゲームしますか?』と尋ねると、なんと全員ゲーム大好きという結果でした。
そこで、今回は成績が優秀なお子様を持つお母様たちに聞いた中学受験を目指す子供達がどんな風にゲームと向き合っているのか、どんなゲームがおすすめかをご紹介していきたいと思います。

ゲームを取り上げる方が成績に逆効果!?

まず、うちの子はゲームばかりしているから、ゲームを取り上げた方がよいかという方が多いので、それについて考えていきたいと思います。
答えから先に言うと、絶対にゲームは取り上げてはいけない!です。
中学受験の勉強のためにゲームを取り上げる親がいるというのは毎年聞く話ですが、大体のケースは喧嘩になって結局ゲームを返しています。
そして、更にゲームへの依存度が高くなってしまっているように感じます。
それはなぜでしょうか?大人も自分に置き換えて考えてみて下さい。
仕事が忙しいけど、夜のビールのために頑張っている。楽しみにしているドラマを見よう。
人間というのは1日のうちに何か一つ楽しみがあることで頑張れるのではないでしょうか?
もしそれを誰かに奪われたら、どう思いますか?
人生にやる気をなくしませんか?
自暴自棄になりませんか?
子供も同じです。
もちろんゲームばかりして、勉強をしないというのであれば、それは注意が必要です。
しかし、人生のお楽しみの時間をゼロにして勉強だけしていろというのはあまりに酷ではありませんか?
中学受験をする決心をした皆様にはさまざまな理由があると思いますが、多くの親御さんはお子様の幸せを思って決めたはずです。
それがいつしか、お子様の幸せな人生よりも、合格することが目標になっていたとしたら、それはどこかで目標がすり替えられているように思うのです。
ここぞという時にきちんと頑張ることは大切です。しかし、どれくらい頑張るか、気晴らしにゲームをするかしないかは実際に勉強する本人が決める問題なのです。

ゲームをゼロにしても良いケースは以下のようなケースだけです。
①本人が合格のためにゲームはしばらく封印すると決めた。
②小さい時から一切ゲームをさせない(存在を知らない)

①のケースが一番理想ではありますが、②に関しては今のご時世だとお友達から色々話を聞くと思うので難しいかもしれません。
本人がどうしても受かりたいからゲームはしばらくしないと言い出した時以外は、時間を短くするくらいにして、ゲームを続けた方が気晴らしになって勉強にも身が入ると思います。
現に難関中学校に合格されたお母様にお話を伺ったところ、試験前日もゲームをしていたと聞きました。
合格するのに必要なのは、ゲームを一切なしにすることではなく、ゲームで気晴らししながら勉強をきちんと続けることなのではないでしょうか?

中学受験生学年別ゲーム時間目安(小4・小5・小6)

ただ、ゲームをするのであれば時間は必ず決めた方が良いです。
残念ながら、やはりゲーム時間が多いお子様は成績が低いということは既に大学や医療機関の調査で分かっています。
では、中学受験を目指し、かつ成績の良いお子様はどの程度ゲームに時間を使っているのでしょうか?
塾で一番上のクラスに在籍するお子様のお母様に聞いたり、書籍を参考にまとめてみました。

小4の時
平日 0~1時間
休日 1~2時間

小5の時
平日 0~1時間
休日 1~2時間

小6の時
平日 0~30分
休日 0~2時間

やはり、ゲームはしているとは言え、時間は少ないことが分かります。
そもそも中学受験の塾に通っている場合、学校から帰ってきて、塾にすぐ行き、帰ってからお風呂と食事を済ませるとそんなに時間が余っているわけではありませんから当然ともいえます。
平日はあまりゲームせず、休日長めにしているというケースが多かったです。

中学受験の勉強に役立つSwitchゲームソフト3選

次にどんなゲームをしているか。どんなゲームがおすすめかも伺ってみました。
中学受験を控えたお子様に渡すゲームとして、なるべくなら勉強にも役立つようなゲームをしてほしいですよね。
楽しくて、中学受験の勉強にもなる!
親もそんなゲームなら多少時間を使われてもイライラしないのではないでしょうか?

①桃太郎電鉄

桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番! ~

社会の地理に非常に役立ちます。都道府県はもちろん、その土地の特産物、工芸品も自然と繰り返し繰り返し学ぶことができます。
歴史人物も出てきて、歴史の勉強にもなります。
中学受験の塾では、地理は4年生から5年生の前期で勉強することが多いと思いますが、歴史を勉強している間に地理を忘れていないか心配になりませんか?
そんな時にも桃鉄をしておけば、無理なく復習できるはず。
ご家族でもプレーできるところがおすすめです。

②天穂のサクナヒメ

天穂のサクナヒメ-Switch

米作りをテーマにしたゲームです。
米作りの過程やアイガモ農法、お米の病気など本格的な米作りがゲームで体験できます。
中学受験の出題範囲にも米作りは含まれており、日本の歴史を見ても米は重要な役目を果たしてきました。
このゲームをきっかけに昔の人の生活に興味を持てれば米作りだけにとどまらず、歴史にも興味を持ってくれます。

③マインクラフト

Minecraft (マインクラフト) – Switch

難関中学校の算数の問題には図形問題が多く出題されます。
この図形問題を解くのに必要なのが空間把握能力です。
マインクラフトは自分で建物や町を作りながら、空間把握能力が身につくゲームです。
平面に書かれた図形が立体で認識できないお子様におすすめのゲームです。

いかがだったでしょうか?
ゲーム時間にあまりにも多くの時間を費やすのは良くないことですが、きちんと時間を決めて毎日のモチベーションを保つためにゲームをするのはそんなに悪いことではありません。
また、ゲーム時間を決める時はお子様と一緒に話し合って、お互いが納得できる時間を決めましょう。
上手にゲームと付き合って、勉強を頑張る糧にできるといいですね。

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