中学受験ブログ:塾の先生が子供に合わない時の対処方法。中学受験塾における良い先生ってどんな先生?

中学受験塾の先生がお子様に合わず、お子様の勉強に対するやる気が失われたり、成績が落ちてしまっていませんか?
我が家の息子も、新5年生に進級した時に、新しくなった先生がどうも合わず親としてもどうしたらよいものか頭を抱えてしまいました。
今回は、塾の先生が子供に合わない時にとった自身の対処方法や周りの方の意見をまとめていきたいと思います。

まず最初にするべきは先生が合わない原因の追究

  1. お子様の言い分をじっくり聞く
    まずはお子様に先生が合わない原因を聞いてみましょう。
    しかし、ここで間違えがちなのが質問の仕方です。
    『なんで先生が合わないの?』と聞くと、お子様がうまく説明できないことが多いです。
    先生が合わないというにはいろんな原因が考えられますので、『合わない』という言葉が抽象的すぎるのです。
    そんな時はこう聞いてみることをおすすめします。
    ・先生が言ったことでいやだったことはある?
    ・授業の進め方でいやだったことはある?
    ・宿題の出し方で前の先生と違ったことはある?
    子供が具体的に説明してくれない時は、本人も何が嫌だったのか分かっていないケースもあります。
    質問の仕方をより具体的にすることで、お子様自身が何が合わないと感じたのか具体的に分かるようになります。
    我が家の場合はどうやら宿題の出し方がいやで先生が合わないと思ってしまったようです。
    是非、お子様があまり説明してくれない時は、具体的な聞き方にして原因を探ってみて下さい。
  2. 同じクラスの子やお母様に話を聞く
  3. 次にお子様の言い分を聞いてもいまいち原因が分からない場合は、同じクラスに通うお子様やお母さまに話を聞いてみましょう。
    同じクラスにペラペラと色んなことを話してくれる女の子がいれば、とってもありがたいのです。
    また、同じクラスで仲の良いママ友がいるのであれば、うちの子が先生が合わないと言っているんだけど、○○ちゃんは今の先生についてなんか言ってた?
    と聞いてみるのもいいかもしれません。
    すごく感情的に怒る先生だったり、教え方が悪いなど、明らかに先生側に原因があるケースはどのお子様にも拒否反応がでます。
    自分の子供だけでなく、他のお子様も同じなのか、それとも自分の子供だけなのかを知っておくと原因がどこにあるのか判断しやすいです。

  4. 塾長さんや塾内の話しやすい方に話を聞く
  5. もう一つは、塾長さんや塾内で話しやすい人に、担当の先生がどんなタイプの先生かを聞いてみることです。
    私は塾長さんがとても話しやすいタイプの方でよく質問をしに行っていたので、塾長先生に相談したのですが、それは大正解でした。
    なぜかというと、今回担当になった先生のタイプを教えてくれるだけではなく、前回担当だった先生のタイプとの違いを説明してくれたからです。
    子供が塾の先生を合わないと思っている理由は、実は前の先生や別の先生と比較しているケースが多いです。
    大人もそうですよね。人は何かと比較して、良いか悪いか判断しているのです。
    息子の前年の担当の先生はとにかく面白く楽しく授業をする先生でした。
    しかし、今回の先生は楽しいより、合格するのに必要なスキルを磨くことに重きをおいた先生だったのです。
    そういった先生の大切にしている指導方法もお伺いできるのは塾内の方だと思います。
    是非お子様だけの意見ではなく、塾長さんや塾内の方とお話してみて下さい。
    きっと何か解決策が見えてくると思います。

中学受験塾における良い先生ってどんな先生?

  1. 子供が好きになる先生が良い先生とは言えない
    お子様が先生を合わないと感じた理由は様々だと思いますが、お子様が好きな先生というのは中学受験塾の先生の場合、注意が必要です。
    例えば、
    授業が面白い。
    授業が面白いのは良いのですが、それがきちんと知識として身につく話で成績も上がるような授業で面白いのは良いのですが、ただ単に面白いだけで志望校に合格できないような授業をする先生では困ります。
    また、もう一つ子供が好きになる先生というのは時に
    宿題が少ない先生だったりします。
    これは、宿題が少ないということはその時には楽で良いと思うかもしれませんが、当たり前ながら別のクラスの宿題の多い子に置いて行かれるリスクもあります。
    つまり、中学受験塾に関しては、一概にお子様が好きになる先生が良い先生とは限らないのです。
    親はそこに注意して判断しなくてはいけません。
    私の周りにも、上のお子様がとにかく塾が楽しいみたいとおしゃってた方であまり良い学校には合格できなかった方がいます。
    要するに、中学受験塾においては、ただ子供にとって楽しいだけの授業では合格から遠のいているケースもあるということです。
  2. 何が目的で塾に行っているのかをお子様と再確認しよう
  3. 特に5年生、6年生のお子様にはもう中学受験をする自分の意思というものがあり志望校も決まっていると思います。
    なので、この時期にはお子様と塾に何のために行っているのかをきちんと話し合いましょう。
    楽しい授業を受けに行っているのか、合格するために行っているのか。
    もちろん、一番の理想は楽しい授業で合格できるのが一番なのですが、難関中学を目指すには楽しいだけではなく、お子様にとってレベルの高い問題を頑張って解かなければいけない時期もあるのです。
    先生が合わない理由が、先生がお子様に合格するのに必要な力を教える上で高い要求をされているのであれば、それはお子様と一度きちんと塾に行く目的をはっきりさせる必要があります。
    我が家では、
    『今の先生であれば志望校に受からせてもらえそうだけど、前の楽しい先生であれば志望校のレベルの学校は厳しくなるよ。
    でも、もし今の先生の要求が高すぎてついていけないのであれば、少し志望校を変えてみても大丈夫だよ。』
    と伝えました。
    すると即答で、『じゃあ、今の先生で頑張る。』とのことでした。
    中学受験塾の場合、塾の先生が合わないというのは、お子様の頑張れるレベルが志望校への必要勉強レベルの相違によるものである場合があったりするのです。

  4. 明らかに問題がある先生のパターン
  5. しかし、レベル以前に、明らかにちょっと問題のある先生というのは存在します。
    それはどんな先生でしょうか?私が今まで会った塾や習い事の先生でこれは明らかに先生側に問題があると思ったのは下記のようなタイプの方です。
    ・感情のコントロールができない先生。
    ・やる気がなく、いかに自分が楽に授業を進められるかしか考えていない先生。
    他にも色々なタイプの先生がいらっしゃると思いますが、上記のように明らかに先生側に問題があり、このままだと中学受験も失敗に終わりそうだということであれば、転塾や家庭教師へ変更されることをおすすめします。

先生が合わず転塾や家庭教師に切り替える時の注意点

もし、明らかに先生側に問題があり、塾側も対処してくれないようであれば、転塾や家庭教師に切り替えるのも一つの手だと思います。
しかし、中学受験塾の場合、転塾や家庭教師に切り替えるのであれば気をつけなくてはいけないことがあります。
それは、修得範囲と未修得範囲の把握です。
違う塾に転塾した場合は、塾によってカリキュラムの進みや順番がバラバラなため、修得済みのものをもう一回やることになったり、逆に未修得のものがすでに終わっていて家庭で何とかしなければいけません。
また、家庭教師にする場合の注意点としては、中学受験に関して知識のない家庭教師に頼んではいけないということです。普通の家庭教師では特殊な中学受験は対応できません。
中学受験も専門的に扱っている中学受験専門プロ講師の中学受験個別指導塾ドクター
中学受験塾にも詳しいノーバス
のようなある程度、中学受験や中学受験塾に関して知識を持った家庭教師にお願いしましょう。そういった中学受験専門の家庭教師であれば、修得範囲を意識した上でカリキュラムを組んでくれると思います。
お子様に合う先生に出会えれば、お子様のやる気が戻り成績が上がってくるかもしれません。
直接の知り合いではありませんが、塾に通われたままで、先生が合わない教科だけ家庭教師をつけてもらって合格された方もいます。
塾自体は気に入っていて、1教科の先生だけ合わないで困っているということであれば、塾を転塾するのではなく1教科だけ家庭教師でお願いするというのも良い解決方法だと思います。
お子様と話し合って良い解決方法を探してみて下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
何か1つでも参考にして頂ければ嬉しい限りです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です