中学受験を考えるなら幼児期の子供の習い事は公文式orそろばんのどっちがおすすめか

子供に算数が苦手になってほしくないという親の思いから、公文式かそろばんのどっちが良いのかで悩むことはありませんか?
今回は息子が中学受験の専門塾に入ってから分かった、中学受験を目指すなら公文式が良いかそろばんが良いかを解説していきたいと思います。

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公文式orそろばんのどっちがおすすめか

そろばんは集中力を高めたり、計算力を高めたりするうえで非常に効果的な習い事だと思いますが、中学受験の勉強を始めてから分かったのは中学受験を考えるのであればそろばんではなく、公文式を選ぶべきだということです。
下記にその理由を書きます。

  1. 中学受験を考えるなら小数・分数もマスターできる公文式
  2. 毎日宿題をこなすという勉強習慣がつくのは公文式
  3. 中学受験の入塾テスト対策にも公文式は役立つ

1.中学受験を考えるなら小数・分数もマスターできる公文式

そろばんは確かに計算力を高めてくれます。しかし、小数、分数をそろばんでマスターすることはできません。
中学受験を考えるのであれば、小学3年生の2月から中学受験専門の塾に入塾する前に最低でも小学6年生までの計算問題が解けるようになっていてほしいものです。
そのため、いくら桁数が多くても足し算引き算メインのそろばんよりは、小数、分数の計算もマスターできる公文式の方が有利になります。

2.毎日プリントをこなすという勉強習慣が身につくのは公文式

中学受験の塾に入る前に子供に身に着けてほしいのは計算力というよりも、毎日少しでもいいから勉強をするという習慣づけです。
小学低学年ではそんなに長い時間やる必要はありませんが、それでも毎日30分でも勉強をするという習慣がついている子とついていない子とでは中学受験の入塾時点で大きな差が出来ています。
教室によると思いますが、そろばん教室は毎日そろばんを練習するという宿題がでないところも多いのではないでしょうか?
公文式であれば、毎日プリントを進めるという宿題がでますので、この毎日プリントをこなすという習慣が、中学受験の塾に入ってから宿題をこなす上で非常に大切になってきます。

3.中学受験の入塾テスト対策にも公文式は役立つ

我が家は小学校3年生の12月頃から中学受験塾の検討を始め、早稲田アカデミーの入塾テストを受けたのですが、この時に公文式をやっていたことが非常に役に立ったと思います。
まず、入塾テストは量が多いこと、小学校ではまだ習っていない計算も既に出てくること。
入塾の時点で上のクラスに行けるかも決まってしまいますので、公文式で力をつけておくことは中学受験では有利に働いたと思います。
特に難関校を目指したいと思っているのであればなおさらです。

公文式は自分の子供が中学受験に向いているか向いていないかの判断材料になる

この記事を読んでくださっている方は既に絶対に子供には中学受験を!と考えている親御さんもいることと思います。
しかし、中学受験の勉強はなかなかハードで、遅咲きタイプの子にはあまりおすすめできません。
中学受験よりも高校受験からにした方が向いているお子様もいらっしゃいます。

実は、我が家は公文式を始めた時には絶対に中学受験をしよう!と考えていたわけではありませんでした。
なんとなく算数が得意な子だなと思っていたので、トロフィーがもらえるみたいだよ、やってみる?といった感じで始めました。
しかし、どんどん学年を超えて進んでいき、トロフィーをもらって喜ぶ息子を見て、この子にはもっと高いレベルの勉強ができる私立の中学校に入れてあげた方がよいのではないかと考えるようになりました。つまり、公文式をやったことがきっかけで中学受験を考えるようになったのです。

お子様がまだ幼稚園生や小学生の低学年で決断をしなくてはいけない中学受験。
公文の学習がある程度できるのか、毎日の勉強を続けられるタイプなのかを見極めることが中学受験にするか高校受験からにするかの良き判断材料になるのではないでしょうか?
あくまで私の主観ですので参考までに判断基準を申しますと、公文式で中学受験の入塾段階(小学3年生の2月)でF(小学校6年生までの内容)が終われるかだと思います。
それが難しいのであれば、中学受験算数の難問の宿題をこなすのが少しきついと思います。

公文式の弊害を起こさないための教室を選ぶ際に気をつけること

  1. 教室の先生を見極めること。
  2. 考えさせる質問をしたり、問題を出す。
  3. 計算問題以外の文章問題・図形問題にも少しは触れておくこと。

1.教室の先生を見極めること。

お子様のタイプにもよりますが、公文の先生を選ぶ際にはなるべく厳しすぎる先生より優しいおおらかな先生を選んだ方が良いと思います。
特にまだ幼児期のお子様や小学校低学年のお子様には厳しすぎる公文の先生ですと勉強自体が嫌いになってしまいます。

また、宿題の出し方も毎日プリント10枚やってくること、そして忘れたら怒られるというようなタイプではなく、本人がやりたいだけ枚数を決めずに進めて下さいというタイプの先生の方が良いです。
プリントは子供が得意なところか苦手なところかでこなせる枚数も変わります。本人が無理なく進められる範囲で続けることが長い目で見た時に大切なのです。

また時間を必ずストップウォッチではからないと怒るような先生も避けた方が良いと思います。
ストップウォッチでやると急ぐことに気がいってしまい、なかなかよく考えてできなかったり、逆にあせってミスばかりになってしまうお子さんもいらっしゃいます。
勉強はあくまでもある程度その子のペースでコツコツと進めることがおすすめです。その時にその子にあった方法ではなく、公文式はこういう方法で行いますと型にはめようとしてくる先生ですと、お子様のやる気を損ないかねません。

ストップウォッチは使った方がはかどるようなら使ってみてね、宿題は10枚出すけど終わらなくても心配いらないよ、もっとやりたかったら好きなだけプリント持って行っていいよ、分からないことがあったらいつでも聞いてねとおおらかなタイプの先生の方が勉強好きの子になるのではないでしょうか?

2.考えさせる質問をしたり、問題を出す。

ネットで検索すると、中学受験において公文が弊害であるというような意見が見受けられます。
その弊害の具体的な内容は、まず計算やスピード重視で考える力がつかないというような内容です。
しかし、ここで考えてみて下さい。考える力とはなんでしょう?
例えば文章を考えて作品をつくる小説家を例にして考えて下さい。
小説家の方は多くの言葉を覚え、文章を大量に読み書きした結果、あのような小説が書けるようになったのではないでしょうか?
考える力とはある程度の基礎知識のもとに成り立っています。

算数でいうとそれは、計算力なのです。
計算もできずに、中学受験の難問が解けるとは到底思えません。
しかし、確かに計算だけやっていればいいというものでもありません。
近所に住む、息子さんが東大に進学されたお母さまが息子が幼稚園の時によく話しかけてくれたのですが、そのお母様はこんなふうに話しかけてくれました。
『新しい傘買ったの?この傘1か所だけ、透明なんだね。なんでここだけ透明なんだろうね?』
何気ない問いかけなのです。でもそういった質問を日頃からしてあげることが大切なのだと痛感したのです。
算数的な考える質問だと、
『この本190ページもあるよー、一日何ページ読んだら1か月以内に読みきれるかな。でも土日は遊びに行くから土日はなしで平日だけで読み切りたいな。』
こんなやり取りを小学校低学年で出来れば計算の大切さを学べるだけではなく、複雑な文章問題にも物おじせずに取り組めるようになるのではないでしょうか。

3.計算問題以外の文章問題・図形問題にも少しは触れておくこと。

公文は計算のみを扱います。
しかし、中学受験の入塾テストでは計算問題に加え、図形問題と文章問題も出題されます。
なので、市販の問題集で構いませんので、文章問題や図形問題にも公文式とは別に少し取り組んでおくことをおすすめします。

我が家では算数検定を定期的に受けていて、これが文章問題や図形問題の予習に役立ちました。

公文式の教室に通わずに公文式と同じ効果が発揮できる市販の参考書

トロフィーがもらえたり、お友達と切磋琢磨できる点からもお教室に通われることをおすすめしますが、もし良い先生がいる公文教室がご自宅の近くになかったり、他の習い事に力をいれている場合は市販の参考書で小学校6年生までの計算をマスターするのも良い方法だと思います。
下記におすすめの公文式の計算参考書を載せておきます。

また、色々な教育関連の書籍を読んだなかでも、子供の算数力という観点で参考になった『数学オリンピック選手を育てた母親たち』もご紹介しておきます。
中古の品が在庫にあればかなり安く買えると思います。参考になさっていただけると嬉しいです。

中学受験を考えるなら公文式の算数はどこまで終わらせるべきか。中学受験を考えるなら公文式の算数はどこまで終わらせるべきか。

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