中学受験の国語では、長文読解に選択式の問題が出題される学校が多いです。
しかし、この選択式問題がなかなか手ごわい。
2つまでは絞れても、正解がどっちなのか分からず迷うようにできている問題だったり、一般常識を書いた選択肢を入れて子供を惑わすようになっています。
今回は、こういった中学受験特有の国語の選択式問題のコツが分かるおすすめの本や問題集を紹介していきたいと思います。
1.中学受験国語で選択式問題のコツが分かるおすすめの教材
選択式問題の解き方というよりも、選択式問題がどのように作られているかが分かり、正解の解答が見えてくるようになります。
しかも、この問題集には自分で選択肢を作ってみようという問題もあり、自分でニセモノの選択肢をつくることで、ニセモノの選択肢がどれかを見破れるようになります。
国語が出来る子というのは、作者の気持ちを分かる子というよりも、問題を作った人の気持ちが分かる子なのかもしれません。
ふくしま式「国語の読解問題」に強くなる問題集〔小学生版〕
中学入試によく出るタイプの文や題材が取り上げられていて、選択式の問題をどう解いて良いか実践的に学べる問題集です。
どこに線を引けば、解答にたどり着くかが丁寧に解説されているところが良いです。
この印をつける作業をマスターするのに役立ちました。
中学入試 国語文章題のまちがえるところがすっきりわかる
2.中学受験国語で選択式問題の丸つけ担当の親におすすめの本
108ページからが選択式問題の攻略方法が記載されているページです。
選択式問題で2つまで絞れた後に、どっちが正解かを判断する方法が書かれています。
子供が解く問題集ではなく親向けの本ですが、親が子供になぜこっちの選択肢が正しいかを説明してあげる際にとても役立ちます。
<中学入試>国語の読解は「答え探しの技(ワザ)」で勝つ! 国語を味方の教科にして受験を制覇しよう!
第一章では、選択肢問題の解き方の技術を第二章では選択肢問題の四つのパターンを解説してくれています。
こちらも、子供向けというよりは親向けの本になりますが、親が読んで子供に解説してあげることで、正しい選択肢問題の解き方がマスターできます。
中学受験国語 選択肢問題の徹底攻略 (YELL books)
国語の選択式問題はコツが分からないと、国語の成績が安定しません。
ニセモノの選択肢の見極めるコツをマスターして、どんな問題がきても国語で好成績を取れると、国語が味方の教科になってくれるはずです。
最後までお読み頂きありがとうございました。